CIESコンソーシアム
国家プロジェクト
NEDO 省エネAI半導体及びシステムに関する技術開発事業
AIエッジコンピューティングの産業応用加速のための設計技術開発
CMOS/スピントロニクス融合技術によるAI処理半導体の設計効率化と実証及びその応用技術
- 羽生 貴弘 教授
- 吉川 浩 教授
- 池田 正二 教授
令和4(2022)年に提案しました「CMOS/スピントロニクス融合技術によるAI処理半導体の設計効率化と実証及びその応用技術に関する研究開発(代表事業者:東北大学、代表者:羽生 貴弘教授)」が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発/AIエッジコンピューティングの産業応用加速のための設計技術開発」に採択されました。
現状のAI処理は、大量のデータを扱い、それを高速演算するので消費電力が大きくなる課題があり、その解決が必要です。特に、エッジ側では、許容される消費電力が制限されるので、革新的に電力効率の高いAIコンピューティング技術が望まれています。
本研究では、この実現に向けて、現在主流であるCMOS技術と親和性が高く、不揮発性で面積効率の高いスピントロニクス技術を融合し、その特徴を最大限に活かすエッジAIに適した高い電力効率のコンピューティング技術を開発しています。また社会実装として、車載系への応用と見守りシステムなどの次世代サーベイランスシステムへの応用を行います。